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チョコレートとゆかいな仲間たち

チョコレート&スイーツときどきグルメのレビューブログです。コーヒーや紅茶などのお茶系も紹介します。

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さすらいの「ごま大福」ストーリー~至福のごま大福との出会い、そして・・・

その他スイーツ
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チョコレビューブログだというのに、いきなりの裏切りレビューです。

もちろんスイーツはスイーツなのだけど、よりによって和菓子かよと^^;

しかもそれが100円ローソンの大福もちなのだから、笑うに笑えません。

 

しかし!!

 

100円だからといって馬鹿にするなかれ。 

レジ前の五条庵の大福シリーズは侮りがたい味の深さを持っているのです。 

 

ゴマ大福との出会い

 

仕事に行く前に週に一度、私がいつも立ち寄る某駅近くの100円ローソンショップがあります。そこは特別な何かを置いてあるというわけではなく、品ぞろえもごくごく普通のどこの町にでもある百均系店舗。 

あるとき、いつも通りに昼前にその店の前を通り過ぎたとき、「ああ、今日もこれから仕事だから軽くおにぎりでも買っていくかな」と軽食がてらにちょっと立ち寄ったわけです。すると・・・

 

 

さんさんと輝いて見えた「ごま大福」。 

このお店のこのレジ前のこのシリーズは、いつもベストなタイミングで私の目に入るように設計されていて、ほかの何かを買ったときにでも、「おっ、うまそうだな」と思わず余計に大人買いしてしまうことも多々あり、それも決まって五条庵の大福シリーズしか買わないのだから、どこまで大福が好きなんだこの似非チョコ愛好家野郎が!と、真のチョコラバーから排斥を食らいそうな午前11時半なのです。 

その日もドリンクやおにぎりを買ってレジに並ぼうとしたときに先ほどの”あれ”が目に入ったのでした。 

(いつもと違う) 

目をこすって再び確かめるも、そこにあるのはいつもの栗大福ではなく(栗色の大福です)縦に並べられた「ごま大福」の3パック。

それも私の好物である黒ゴマがこれでもか!これでもか!というくらいにわんさかと大福の周りに散りばめられているではないですか。 

「これは買わねばならんようだな」 

すでに精算を終えていた店員さんの手を「待ってもらおうか」と止めて、むんずとつかんだ3パックすべてをバサッとレジ前に置いたのでした。 

 

「3パックだ。釣りはいらん」 

 

そういって一万円札を渡した私は、困惑する店員をしり目に「またくる」と言って、手にコンビニ袋を下げて店を後にしたのだった・・・

 

ごま大福のお味

 

と、いきなり終盤でハードボイルド風に男気溢れる買い物をしてしまいましたが、もちろん普通にお釣りはもらいましたとも。

それもきっちりと。(兄ちゃん、お釣り間違えてるでーとすら突っ込んでいました) 

こうやって手に入れた五条庵のごま大福(黒・白)シリーズの3パックのうち、まずは一つを出先で、そして帰りの車中でもう一つ、さらに帰宅後に最後の一パックというふうに、見事その日のうちに食べきってしまいました。 

「おいしいな~」 

むさくるしいおっさんが至福の表情で大福を食らう、むさくるしいひと時。 

それは決して見た目には美しくないのでしょうが、それを食べるおっさんの心象風景はまさに「桜の木の下でイチゴ大福を頬張る年頃の乙女」の図そのものです。 

 

ただ一切の邪念も世のあれこれの瑣事もなく、ひたすら無心に「ゴマの香ばしさと大福のもっちりした食感とあんこの優しい甘さに身も心もゆだねる」という至福の極甘世界。 

「大福もそやけど、もちの中身はやっぱりこしあんに限るねー」 

誰ともなくおばちゃんのようにそう独り言ちる様は背筋凍るがごと し!

さらに! 

「ふつうのゴマもええけど、黒ゴマのほうが香ばしくて、ほれぼれするわ~」 

と目をうっとりさせてそうつぶやくにまでにいたっては、もはや同情の余地がないくらいの「キモさ」を全身で発散中です。 

(キモかろうが、さむかろうが、俺にはそんなことは一切関係ない!俺にとって大事なことは、目の前の大福を心ゆくまで食べきる、ただそれだけだ!) 

口の端からあんこをはみ出させながら、鬼気迫る目で虚空をにらみつけるじゅんたろう。もはやそこには「街のチョコレート愛好家」としての気概もプライドもなく、ただ「気持ちよい口ざわり」への妄執的なこだわりのみがその精神内部を充溢し始めているのであった・・・(終)

 

100円ショップ版「ゴマ大福」の真実

 

大福の美味しさが伝わったかどうかは完全に未知数ですが、たぶん「黒ゴマは香ばしいんだろうな」くらいはご理解いただけたのではないかと思います。

   

俺のが美味いわ!と叫ぶ白ごまくん

 

アホいえ、俺じゃ!とわめく黒ごまくん 

 

どちらも一歩も引かぬ勢いですが、食べる側としては、とにかく「香ばしい」、それも餅の生地がどうしようもなく柔らかくて弾力性があるということに尽きるのではないかと思います。 

もちろん、あんこの抑え気味の甘さも忘れ難いのですが、それ以上にこの二つの食感は拷問すぎます。めちゃくちゃ美味しかった。食べながら一瞬、この大福が100円ショップの商品だということを忘れてしまいそうになるくらいに。 

ただもしこれがそれなりにお高いお店の大福だったら、私はここまで喜悦の声をあげなかったでしょう。

「おいしい」ぐらいは言ったでしょうが、「う~ん」と口の中で咀嚼しながら目を閉じて涙を流すまでには決して至らなかったと思います。

そうなのです。

これが100円ショップの大福だったからこそ、逆に感動を受けたのです。

 

 

「こんな安価な和菓子でここまでの味を追求できるとは・・・・ひょっとして本気を出したら、もっとえらいことになるんじゃないか?」 

そんな期待すら抱かせる五条庵さんは、ホームページすら作っていない奥ゆかしさを持つ愛知県の和洋菓子製造会社。

 

tabelog.com

 

食べログでも「たまに変なところが登録されてる」と突っ込みを受けるほど、一般の普通なスイーツレビュアーならまずチョイスしないだろう、100円ショップ御用達和菓子メーカーの商品を「うますぎる!神様仏様!」と歓喜の涙を流して食べる私などは、いわば「安物食いの銭失い」と物笑いの対象になるのでしょう。

 

しかし!

 

うまいものはうまいのです。誰が何という言おうと「うまいもんはうまい」ねんと(by鶴瓶)。

少なくともこの「ごま大福」は私の中では神の領域です。

もちろんほかの五条庵大福シリーズも仏様レベルの美味さを誇っていますから。

 

しかしの2乗!!

 

この間、やっぱり仕事の前にいつもの100円ローソンに立ち寄って「いつものを頼む」と指をパチンと鳴らしながら、カウンター(レジのことです)に肘をもたれて例のブツを待っていたら、「すいません、それ最近入ってきてないんです」とのたまうではないか!!

 

「なんだとぉ!!」

 

ブチーン!と青筋を切れさせた私は、目の前で私のあまりもの権幕にわなわなと震えている学生店員の胸倉をムンズと掴むと、

 

「ゴマ大福を頼む!ゴマがないと私の命が危ないのだ!一刻も早くゴマをここに!」

 

とゴマ禁断症状の体で目を血走しらせながら、ごま大福再来の祈願を店内中にとどろかせていたのでした。 

もちろんその後店長が飛んできて、仕入れの関係でたまたま届いてないとい説明を受けると、私はホッと胸をなでおろし、「そうか、それならいいんだ。騒がせて悪かったな」と言って、店長と学生店員の手にそれぞれ一万円札を握らせて「じゃあまた来る」と店を後にしたという、嘘のような本当のような脳内妄想ストーリーがあるわけです。

(ゴマ大福が置いていなかったので店員に聞いた、というところまでが真実です) 

結果としてその店ではそれ以来、ごま大福は入荷されないまま2週間経つわけですが、なんにしても、あの黒ゴマの香ばしさと大福のふくよかなもっちり生地が忘れられない私は、一日も早い入荷を心待ちにしているということをアピールするために、最近は毎日レジ前に行って無言の圧力を店員にかけています。

もちろん店員はそのたびに指で×印を作って首を振る毎日ですし、店長は店長で、私の姿を見るやいなやいそいそとバックヤードに駆け込むというチキンな行動をとっておるわけです。

 

「俺はただ、あのゴマ大福が食べたいだけなんだ・・・」

 

とぼとぼと帰路に立つ私の背中はたぶん哀しみとひもじさ満ちていたことでしょう。しかしホームページすらもない五条庵からお取り寄せすることもできず、直接電話して「ごま大福をお願いしたいんですけどぉ」と注文する勇気も持てず、ただひたすら店の前に立ってローソントラックから運ばれるトレイの中身を双眼鏡でじっと見つめるだけのことしかできない、そんな悲しい日々を送っているわけです。

 

五条庵の営業方針が変わったのか? 

 

それとも、百円ローソン〇〇店仕入れ担当兼店長の目利きが根本的に間違っているのか?

 

一介のカスタマーに過ぎない私には知る由もありません。 

ただひたすらあのとき食べたあのゴマ大福がもう一度食べたい。

口の周りを黒ゴマだらけにして海賊船長の物まねをして甥っ子の腹をよじれるくらいに笑かしてやりたい。そんな切ない日々を過ごしながら、今日も入荷してないのかと百円ローソンの前に立ち尽くすのです。ああ、ごま大福よ、君はいづこに・・・(完)

 

まとめ

 

怒涛の妄想系小説風レビューになってしまいましたが、ごま大福の美味しさは伝わったでしょうか?

あのごま大福の美味しさはリアルでしたし、別のでいいから黒ゴマまみれの大福を食べたかったので、結局普通にほかのメーカーのを取り寄せることにしました。しかしいまだ百円コスパの魅力には抗しがたし! 

 

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