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チョコレートとゆかいな仲間たち

チョコレート&スイーツときどきグルメのレビューブログです。コーヒーや紅茶などのお茶系も紹介します。

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エスコヤマのモンスターカカオシリーズ「コブミカンの葉」

エスコヤマ
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前回記事でプラリネ日向夏のチョコを取り上げましたが、今日はモンカカ(モンスターカカオの略語です)シリーズの第二弾、「コブミカンの葉」です。

 

え?なにその普通すぎるネーミングは?

 

と思われた方もけっこうおられると思いますが、ここで改めて言わせてもらいます。

 

コブミカンの葉

 

もう何度もいいません。コブミカンの葉、でございます。いいですか?コブミカンの葉ですよ、みなさん、ええ、コブミカン。

 

 

すだちのような色と大きさで、おばあちゃんの煎じ薬に入ってそうなレトロな響きのフルーツです。でも、これがけっこう力のある果実のようで。

 

・東南アジア原産の柑橘類の果実

・強い芳香をもち、煮込み料理用ハーブとして使われる

・果皮から取れる油には強い殺虫効果がある

・発がんリスクを低減できる

 

などという効果があるようです。なるほど、小山シェフはチョコの美味しさだけじゃなくて、食べる人の健康と幸せを祈りながら、手でコネコネしてカカオにコブミカンを練り込んでいたというわけなのか。サンクス、シェフ(涙)

  

 

早速一つを皿に移しかえると、スクウェア型のチョコの上の端のほうに、ちょこっと可愛く緑の葉っぱが見えていました。 

「これはいったい・・」 

最初にそれを見たときは、正直戸惑いました。 

チョコの色におよそ似つかわしくない自然の彩が目に優しすぎて、これはきっと何かの間違いに違いない、移動中に街路樹の葉が落下してきたものか、キッチンで作業中に誤ってパセリの葉かなにかがポトリとチョコの上に乗っかってしまったのではないかと・・・ 

「もしくは・・・」 

チョコレート愛好家の頭の中にある情景が思い浮かんだ。(ここからハードボイルド風にいきます) 

(誰かが”鼻くそ”をこすりつけた、かだ) 

あまりにも不遜すぎる考えだったが、意外に盲点かもしれないという思いも一部にあった。 

(いったい誰だ?新人か?バイト君か?それともライバルショコラテの回し者か?それとも・・・) 

だんだんと妄想がたくましゅう育ってきて、同時に怒りが瞬間的にこみあげた。

 

「おのれシェフめ!!!」

 

妄想から発展した破壊的な衝動に身を任せつつ、チョコ愛好家はフンガー!と鼻息を荒くすると、その勢いで目の前のコブミカンチョコを指刀でたたき割った。 

「せいっ!」 

ブォンという音を立てて指がチョコにめりこんだ。そして次の瞬間、

 

しょこらっ

 

と音をたてて、チョコは見事に二つに割れたのである。

 

 

「毎度あり」

 

新しいセリフを吐きながら、チョコ愛好家は割れたチョコをしげしげと眺めると、やがておもむろに緑の物質が付着したチョコレートの破片をつまむと、そのまま口の中に投入した。 

(ふむ) 

口の中に広がるマイルドな味わい。 

カラメル味のこってりとした甘さが最初の一口目に口粘膜に響いてきたが、やがてすぐに二度目の美味しさウェーブとして「苦み」がほんのりとやってきたのだった。 

(これは美味い!) 

心の中で叫びながら、もしゃもしゃと口の中に広がるチョコクリームとコーティングされたチョコの硬軟入り混じった食感を楽しんでいた。そのなかでわずかに混じる苦みは、さらにカラメル風の甘さを引き立てる役割を演じていたように感じた。 

(いったい何がこの苦みを?) 

手元の説明書に目をやると、その理由がはっきりと示されていた。

 

まるで山椒のように突き抜ける香りを放つコブミカンの葉を、アンフュゼして、ショコラオレのガナッシュに仕立てました。ひと口運べば、たちまちにコブミカンのエキゾチックな爽快感に満たされて、ハーブ×ショコラの斬新なマリアージュが実現しました。

 

(なるほどな・・・) 

疑問が氷解した。 

(コブみかんの苦みだったのか。たしかに柑橘類はちょっと苦みがあるし、ガナッシュにすることで、甘みと程よく混合されたということなんだろう。それも葉の部分だから、よりミンティーな味わいが強調されやすいということか・・・それよりも、シェフの鼻くその件はどうなったんだ?) 

思い出したようにあわてて再び説明書を読むと、私の見解は一気に正された。

 

柚子の葉パウダー

 

それが緑の葉っぱの正体だった。 

「なるほどな」 

口の中に残るガナッシュの余韻に浸りながら、東の方向に顔を向けた。 

「どうやら俺は”柚子の葉”と”鼻くそ”を間違えるという、チョコ愛好家として致命的なミスを犯していたようだ」 

床に両膝をつけると、背筋をしゃんと伸ばして前を見た。 

「まったくもって失礼極まりない行為」 

そういって愛好家は勢いよくどん!と両手を床につくと、深々と頭を下げた。

 

「ベリーソーリー、ミスターコヤマ!!」

 

チョコの涙を流しながら、愛好家は自らの軽率な妄想でシェフの名誉を傷つけてしまったことを深く詫びた。このようなことが二度と起こっていけない、より一層のチョコ道に精進することを固く誓って、愛好家は残りのコブミカンの葉チョコを味わいながらしみじみと噛んでいくのであった・・・(続く)

 

まとめ

 

 またまた妄想系チョコ小説のたぐいを書いてしまったわけですが、チョコそのものはとても美味しかったです。フルーティーな苦みといいましょうか、本文中にも触れましたが、柑橘系独特の風味が甘さを引き立てて、とてもあっさりした後味だったと思います。ハーブとカカオの取り合わせというのも粋なもんですね^^

楽天市場

 

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