チョコレートそれは禁断の果実の名前

チョコレートやスイーツのレビューブログです。

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エスコヤマのモンスターカカオシリーズ「カフェビター」

今日で6回目のモンスターカカオ実食レビュー。 

いままで様々なチョコを熱く語ってきましたが、今日のチョコは今までとは違った味付けがなされていて、これは食べていてなかなかのものを感じました。 

どうなかなかだったかというと、それはもうかなりの味わいでほんとうに舌の先から胃腸の先っぽまで溶け込む感じでいやあもう・・・

 

なかなかのものでした

 

だからどう「なかなか」なんだよというツッコミもそこそこに、これからそういった「なかなか」感の中身をじっくりとじっとりと詰めていこうかなと思います。 

まずこのチョコの名前を紹介しましょう! 

彼の名は「カフェビター」!

 

 

美しくすっきりとしたフォルムを持った都会風チョコで、その名前の雰囲気が表すように見た目だけではなくて中身もかんなりスマートです。アウターであるショコラジャケットはノワール素材65%の高密度なカカオで作られていて、これが周りに与える印象第一のすっきりスマートな着こなしの最もたるもの。さらにジャケット内部から香ってくるカカオティックなフレグランスが見る人や食べる人の嗅覚を刺激するものだから、もうお鼻の穴が大変です^^ 

さらに一歩進んで、インナー素材が「ベネズエラ産ショコラノワール75%+ショコラオレ39%」なところが驚き。普通はオーレ素材を強めにして柔らかな肌触りを目指すものですが、7割強のノワール素材を使用することで、あえてビターな肌合いを演出しています。

全体がコーヒーガナッシュという形状なので、あくまでソフトカカオッティなスタイルが売りですが、実際の口触りはかなり「苦め」になりそうでごんす。

  

ショコラノワールのシャープな味わいに、エスプレッソ豆の奥深い苦味を効かせました。お口に含んだ途端に広がるエレガントな香りをご堪能ください。

  

説明書もほれこのとおり。 

やっぱり大人な味わいになるとかと頷く一方、さらにコーヒー豆、それもエスプレッソ豆が使われているということで、これはコーヒー好きにはたまらない至極の逸品になりそうな素晴らしき予感。

 

ということで

 

早速、「カフェビター」を実食といきます。

 

 

まずは割ってみました。 

すると中からは、サワーッと香ばしきカカオの香りが・・・ 

(これは期待できる) 

私は思った。 

(今までのストロングスタイルなチョコと違って、このカフェビターはかなりジェントルな味わいのようだ) 

かけらの一つを指でつまんで、裏と表をまじまじと見た。 

(硬すぎず、柔らかすぎず) 

ふむと頷いて一口噛むと 、

「えっ?」 

と驚いた。

 

(何かが違う)

 

急いで口の中から食べかけのチョコを手の平に落としてみると・・・中身が空っぽの空洞部分がむき出しになっていた。 

(いったいどこへ!) 

あたりをきょろきょろ見回したが、それらしいものは見つからなかった。 

(早くしないとカカオの香りが逃げてしまう!) 

そう慌てて911に電話しようと思ったそのとき。 

「ちょっとすまんが」 

背後から声が聞こえた。 

(誰だ) 

後ろを振り返ると、そこにはもじゃもじゃ頭をしたメガネ男が立っていた。 

(コイケさん) 

階下に住むコイケさんだった。(画像はあくまでイメージです)

「おお、コイケさん、いつの間に?」

 

話しかけると、コイケさんはむすっとした顔で答えた。 

「部屋の扉が開いてたんでお邪魔させてもらいました。あんたの声があまりにも大きいんで苦情を言いに来たんだよ。こんなんじゃ、おちおち座ってラーメンも食べられやしない」 

そうなのである。コイケさんは常にラーメンを食べてることで有名なアパートの変わり者なのである。 

「残念ながら」 

私は再び電話に神経を戻した。 

「これから用があるので。どうかお帰りください」 

丁重に断ると、コイケさんは「待てよ」と言って、なおも執拗に食い下がってきた。 

 「何なんですか」 

「あんたのチョコの中身を預かってる」 

そういうと、手のひらのパッと開いた。

確かにそこにはカカオの塊らしき物体が乗っていた。 

「なぜそれがコイケさんのところに?」 

「それはこっちのセリフさ。ラーメン食べてるときに開いた窓から、いきなりこいつが飛んできて汁のなかに入ったんだからね」 

コイケさんは手の上のカカオをころころと転がした。  

(そういえば、チョコを割った時に何かが飛んでいったような・・だとしたら、このコイケのおっさんの部屋は真下だから、確かにつじつまが合うな」 

「それはすまなかった。返してくれませんかな?」 

丁寧に謝ると、コイケさんはぶすっとした表情のままで、語り始めた。 

「毎日上の部屋からカカオがどうとか、ノワールがどうとか大声で語ってることにいい加減、頭が来てるんだよ!しかも時々オカマのしゃべり方で!毎日毎日わけのわからんことをグダグダ喋るんじゃないよっ!」 

そこまで言うと、コイケさんはギロリと私をにらんできた。 

「なるほどな」 

私は表情をビタ一文も変えずに、かたわらのコーヒーをずずとすすった。 

「おい、おまえっ!」 

私が恐れ入る態度を一向に見せないのにいら立ったのか、コイケさんは、さらに語気を強めて何かを叫び始めた。 

「あんた、話を聞いてるのかっ!そういう態度なら、このチョコレートを捨ててやるっ!」 

そういうやいなや、コイケさんは手に持ったカカオ色の塊を窓の外に放り投げようとした。だがそのとき・・・

 

「ウェイト(待てや)」

 

私の静かなる怒声が部屋中に響き渡った。 

コイケさんの動きはぴたりと止まった。  

「これを食え」 

私は固まっているコイケさんの目の前までくると、ポケットからチロルチョコレートを取り出し、コイケさんの口の中に放り込んだ。 

「モゴゴゴッ!」 

突然のチョコの襲来にコイケは目を白黒させた。それを見ながら、実食家はさらに一つ、もう一つとコイケの口にほうり込み始めた。 

「俺にとってチョコとは生命の証そのもの。これがあるおかげで今も元気に生きていける。だから・・」 

そういって私は最後に残ったボノボンビックブロックをコイケさんの口に詰め込んだ。 

「これもあんたが食え」

「モゴッ!」 

口からチョコをはみ出して、コイケは呆然としていた。 

「そしてあんたもチョコマニアになれ。毎日チョコを食べてレビューを語るんだ」 

「モゴ・・(なにをっ・・)」 

「そうだ。そしてチョコの魅力に憑りつかれるがいい」 

唖然としながら口に入れられたチロルチョコを食べるコイケさんの手から、そっと部屋から飛び出していったマイチョコを取ると、そのまま口に入れた。  

「!!」 

私の表情が大きく変わった。 

「これは・・・」 

わなわなと小刻みに震えながら、私は目を大きく見開いて叫んだ!

 

「ラーメン味のチョコになっとるやないか!!」

 

同時にぎゃあっとコイケが叫んだ。 

きさまー!と言って私がつかみかかるのと同時に、コイケさんは窓から飛び降りていた。 

「仕方ないだろー!俺のラーメンに勝手に入ってきたんだからー!」 

窓の下でダッシュするコイケを追いかけて後ろを追いかけていく実食家・・・うららかな日曜の午後のひととき。窓の外ではすずめがチュンチュン鳴いていた。(終)

 

 まとめ

 

今回はコイケさんで攻めてみました(笑)

懐かしのキャラということで(笑)

最後はラーメン味のチョコになってましたが、実際はもちろん普通の美味しいチョコレビューです。かなりマイルドでコーヒの風味が生きた味わいで、今までに食べたどちらかというとパンチのあるチョコと比べても、かなりマイルドでしたね。

コーヒーキャンディに似ている風味で、しごく美味でした。

おすすめのエスプレッソチョコです。

 

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