チョコレートそれは禁断の果実の名前

チョコレートやスイーツのレビューブログです。

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グリコ『マカダミアプレミオ』で塩の優しさを知る!!

一週間ぶりの更新です。

前回は春晴れのゴールデンウィークに家でドーナツを食べてウフフな哀しい贅沢極まりないひと時をレビューさせてもらったのですが、今回は一転してマカダミアナッツのチョコレートレビューです。 

マカダミアナッツのチョコといえば、このブログでも今までに数回出てきた記憶がありますが、マカダミアナッツの固そうで柔らかい、柔らかそうで実は密かに固い口当たりが、チョコのカカオマスな風味にとてもナイスマッチングしてて、噛んだ瞬間ににじみ出てくるわずかな油脂とともに、口の端から「よだれ」が湧き出てくること鬼のごとしなのでございます。  

そんなマカダミアの旨み成分に脱帽しきりのチョコ実食家といたしましては、たとえどんなわずかな動きでもマカダミア界のチョコレート乱入情報には敏感にならざるを得ないのでありまして、ゆえに先日スーパーで発見したマカダミア新製品に「うほほほっ!」となったわけです。

 

 

「グリコじゃないか・・・」

 

江崎グリコには格別な思いを抱いているポッキーラバーの親父としては、たとえそれがポッキーでないにしても、幼き頃より3時のおやつでさんざお世話になったグリコ菓子を目の前にしながら見過ごすことなどとてもできない所存なのでございます。

 

「しかも塩味・・・」

 

パッケを裏がしてみると、なんとそこには、

 

ほんのり塩味でナッツの旨みひきたつ

 

と書いているではありませんか。

 

 

(しかもしかも、ほんのり、ときた・・・)

 

何事も控えめを美徳とするバリバリ日本人な自分といたしましては、このように味付けが塩味で、さらにその分量が「ほんのり」程度、さらにその上でナッツの旨みを引き立てるという、自分が主役にならずにあくまで脇役でおそばに立っておりまする・・という大和撫子な態度に、心の底から感銘を受けてしまったという次第でありまして。

 

「かたじけない・・」

 

スーパーの陳列棚の前で一人深々とお辞儀をする中年オヤジの姿に恐怖した係員ならびにお客さんも多数おられると思いますが、これも塩味の潔い態度に敬意を表した態度の表れとご理解いただければ、非常に有り難いと存じまする。

 

ということで

 

スーパーより購入したマカデミアナッツを実食といきまする。

 

 

封を開けた瞬間に目を奪われたゴールドのカバーパッケージ。

純金に輝いた一つ一つのパッケが実にゴージャスで、とても200円超え程度の価格で手に入れたごく普通のチョコ菓子とは思えない輝きをお茶の間に放っていたのです。 

 

(オーマイガッド)

 

心の中で驚きの声を上げながら、さらにそこから震える手でインナーパッケージを取り出したのでした。

 

 

「オーノォーッ!まるで宝石のようアルネ!!」

 

興奮しすぎてもはや自分が何人か分からなくなってしまった奇跡の瞬間。

それでいて心の底には純然たる大和魂が息づいてるんだよこの野郎!と誰彼無しに怒鳴りつける傍若無人さは、すでに自分が正気を失ってしまった何よりの証左でございましょう。

 

「では一つ・・」

 

ブルブルと震える手で5回ほど取って落としてを繰り返した後に、ようやく手にしたゴールデンボール、いやさ、ゴールドチョコボールと申しましょうか。(ゴールデンボールだと”ほんのり”卑猥になりまする)

 

 

(ガッデムン・・・まばゆすぎる・・・)

 

黄金の丸みを帯びた宝の球は、まるで古代人が初めて目にする太陽のように神々しくてまばゆいばかりに希望の光を放っていたのでした。

 

(しかし!!)

 

これはただのチョコ。

いかに光り輝こうが、金の光で心を惑わされようが、その実態はあくまでカカオを中心としたカリカリ甘み菓子にしかすぎないのです。

 

(そこを間違っても勘違いしてはならぬ・・・でないと俺は・・俺は・・・このゴールドボールを質屋に流してしまうかもしれん・・・)

 

近所の質屋「よしだ」を思い出したのでした。

 

「さてと」

 

頭をブルブルと振ると、テーブルにあったコップの水を頭にバシャッとかけて目を覚まし、あらためてチョコの包みを開きました。

 

 

「ほほう・・」

 

意外な姿に拍子抜けしました。

 

(もっとゴージャスな立ち居振る舞いを期待したのに・・これじゃあただのマカデミアナッツチョコレートじゃないか)

 

文字通りただのマカダミアナッツチョコレートだったのですが、金の包みに心を奪われた実食家の心の中には、もっと派手なルックスをしたチョコレートがイメージされていたのでした。

 

(まあいい。味は味だ)

 

少々落胆した実食家でしたが、こういった派手な包装の商品に限って、実際の味はかなりおしとやかであるというデータを長年の実食経験で体得していたので、すぐに頭を切り替えていたのでした。

 

(実食とはそういうものだ。虚と思えば実になり、実と思えば虚に転ずる。その狭間を上手に泳ぎ渡ることができるものこそ、真のプロ実食家というものだ)

 

鼻の穴を極限まで広げながら、実食家はおもむろに、そして自慢げにチョコをまな板に載せて、引き出しから取り出した出刃包丁を手に持っておもむろに振り上げたのです。

 

「チェストォォーツ!!」

 

渾身の気合とともに振り下ろされたTVショッピング使用の出刃包丁。

その光り輝く刃身は二年前に酒の勢いで買ったとは思えぬほどにまばゆく、そして美しくきらめいていました。

 

「ズドォォォン!」

 

激しい地響きをとどろかせながら、包丁はまな板の上に振り下ろされました。辺り一面は砂煙と埃が立ち上り、目の前はまったく何も見えない状況になりました。

 

「む・・・・?」

 

ようやく見え始めた目の前の情景に、最初は戸惑いつつも、いよいよクリアになった視界の先。

 

 

「見事に切れている!」

 

まっ二つに割れたチョコの断面は、2年間の未使用がウソのようにその切れ味を証明していたのでした。

 

「峰竜太よありがとう!」

 

TVショッピングにゲスト出演していた竜太さんに感謝の声をあげながら、まな板にのったチョコをつまみ上げて口の中に投入しました。

 

「サクッ」

 

切れ味の良いサウンドを奏でながら、半分に割れたマカダミアナッツは口の中で見事なくらいにサクサクと粉々になっていきます。しかもその風味はまろやかで、マカダミアナッツにありがちな油脂の滲みがほとんど感じられないのでした。

 

(それ以上にすごいのが・・)

 

マイルドなカカオの風味を舌の上で堪能しつつ、マカダミアナッツの周りにある塩味が優しくしとやかにチョコ全体をローリングしていくのです。

 

(これだ。この優しさを俺は追い求めていたんだ・・)

 

チョコの強みを主張しすぎず、ナッツの香ばしさを必要以上に発揮しない。それでいて一つのチョコとして統一感のある風味を残しており、決して無個性にならずに落ち着いた自分を表現している・・・

 

「サンクス、グリコ。やっぱりあんたは最高だぜ」

 

グッジョブ!の意味を込めた親指を上げながら、実食家は二つ目のプレミオに手を伸ばしていたのでした(終)

 

まとめ

塩味の効いた市販のチョコというのは、ありそうで案外見かけなかったので、今日のこのプレミオは実に良い実食経験をさせてもらいました。

甘みに塩味をつけると、単に甘いよりももっと甘みが増す風味になるというのは、洋菓子よりも和菓子に多いように感じていて、大福なんかもその手のものがけっこうあるように思いますね。

どれも共通してるのが、優しい甘み。

甘味成分のくどい部分を塩がマイルドにしてくれるのでしょうか。

そういう意味では今日のプレミオはまさにマイルドなチョコナッツという言葉がぴったりきていたよう思います。

使われているカカオも、ガーナ、マダガスカル、エクアドルと、とても多種多彩で、それだけでもこのチョコにかけられたグリコの思いというのが、いかに大きいものか分かるような気がしますね。

お任せください、グリコさん。

私めが率先してプレミオのチョコシリーズをスーパーで崇め奉りますので、どうか安心して営業に専念くださいますよう・・・

 

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